マグネシウムは名前を聞いたことはあっても、意識して摂っている方は少ない栄養素です。ですが実際には、筋肉の働き、神経の伝達、睡眠の質など、体の基本的な機能に深く関わっています。
筋トレやダイエットを頑張っているのに、思うように結果が出ない、疲れが抜けにくいと感じる方は、こういったミネラルの不足が影響している可能性もあります。
【1】筋肉は「縮む」と「ゆるむ」で動いている
筋肉は縮むことで力を発揮しますが、同時にゆるむことも必要です。このバランスが崩れると、動きに違和感が出たり、疲労が抜けにくくなります。
カルシウムは筋肉を収縮させる方向に働き、マグネシウムは筋肉をゆるめる方向に働きます。つまりマグネシウムが不足すると、筋肉が常に緊張しやすい状態になります。
これが、肩こり、張りやすさ、足がつりやすいといった感覚につながります。
【2】神経の働きにも関係している
筋肉は自分の意思だけで動いているわけではなく、神経からの信号で動きます。マグネシウムはこの神経の興奮を抑える働きがあり、体をリラックスさせる方向に関与します。
不足すると、寝つきが悪い、イライラしやすい、疲れているのに休まらないといった状態になりやすくなります。
【3】運動する人ほど不足しやすい
マグネシウムは汗と一緒に失われます。そのため、運動習慣がある方や、汗をかきやすい方は消費量が増えます。
さらに、加工食品や外食が多い食生活では、そもそもの摂取量が少なくなりがちです。
「運動しているのに回復が遅い」
この背景に、栄養の不足があるケースは珍しくありません。
【4】どんな食材に含まれているか
マグネシウムは以下のような食品に多く含まれています。
・ナッツ類(アーモンドなど)
・海藻類
・豆類
・玄米
・ほうれん草
サプリメントも選択肢ですが、まずは日常の食事で少し意識することが現実的です。
【5】見落とされやすい「回復の質」を左右する
筋トレでは「どれだけ追い込んだか」に目が向きがちですが、実際に体が変わるのは回復の過程です。
マグネシウムのようなミネラルは、この回復の質を支える土台です。ここが整っていないと、どれだけ頑張っても効率が下がってしまいます。
派手な栄養素ではありませんが、継続して運動する人ほど意識する価値があります。
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