亜鉛というと、「筋トレしている人が飲むサプリ」というイメージを持つ方もいるかもしれません。実際、トレーニングをしている人の間ではよく知られている栄養素です。

ですが、亜鉛は単に筋肉のためだけではありません。体の修復、免疫、味覚、ホルモンなど、かなり幅広い働きに関わっています。

逆に言えば、不足すると「なんとなく調子が悪い」という状態につながりやすい栄養素でもあります。

【1】体は常に「修復」をしている

人間の体は、毎日少しずつ傷つき、毎日修復しています。

筋トレで筋肉に刺激が入る時はもちろん、皮膚、粘膜、髪なども常に生まれ変わっています。亜鉛は、その“修復作業”に関わるミネラルです。

不足すると、回復が遅い、肌荒れしやすい、疲れが抜けにくいといった状態につながることがあります。

【2】味覚にも関係している

意外と知られていませんが、亜鉛は味覚にも関わっています。

「最近味が薄く感じる」

「食欲が変わった」

こういった状態の背景に、亜鉛不足が関係するケースもあります。

もちろん原因は一つではありませんが、亜鉛は味を感じる細胞の働きにも必要な栄養素です。

【3】運動する人ほど消費しやすい

亜鉛は汗でも失われます。そのため、運動量が多い人ほど必要量が増えやすくなります。

さらに、ダイエット中で食事量を減らしている場合、摂取量自体が不足しやすくなります。

「食事を減らしてから調子が悪い」

その背景に、こういったミネラル不足が隠れていることもあります。

【4】どんな食材に多いのか

亜鉛は以下のような食品に多く含まれています。

・牡蠣

・赤身肉

・卵

・チーズ

・ナッツ類

特に牡蠣は非常に多く含みますが、毎日食べるのは現実的ではないため、日常では複数の食材から少しずつ摂ることが重要です。

【5】「たんぱく質だけ」では体は整わない

筋トレやダイエットでは、たんぱく質ばかり注目されがちです。もちろん重要ですが、実際にはミネラルやビタミンが無ければ、体はうまく働きません。

亜鉛のような栄養素は派手ではありません。ですが、こういった“土台”が整っているかどうかで、回復や体調、継続しやすさは変わります。

トレーニングは、筋肉だけを見るものではなく、体全体のバランスを見ることが重要です。

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