骨というと、多くの方は「体を支える硬いパーツ」というイメージを持っているかもしれません。

確かに骨は体を支える重要な役割を持っています。しかし実は骨は、一度完成したら終わりではありません。

筋肉と同じように、骨も常に壊され、作り直されています。

つまり骨は、生きている組織です。

【1】骨は毎日入れ替わっている

人間の骨は一生同じものを使い続けているわけではありません。

古くなった骨を壊し、新しい骨を作る作業が常に行われています。

この仕組みを「骨代謝」と呼びます。

健康な状態では、

・古い骨を壊す

・新しい骨を作る

このバランスが保たれています。

ところが加齢や運動不足、栄養不足などによって、このバランスが崩れることがあります。

【2】運動すると骨が強くなる理由

筋トレや運動をすると筋肉が刺激を受けます。

実はその時、骨にも刺激が伝わっています。

骨は負荷がかかることで、

「もっと強くしておこう」

という反応を起こします。

そのため適度な運動は、筋肉だけでなく骨の健康維持にも役立ちます。

逆に長期間寝たきりになると、筋肉だけでなく骨も弱くなりやすくなります。

【3】カルシウムだけでは足りない

骨というとカルシウムが有名です。

もちろん重要ですが、それだけでは骨は作れません。

例えば、

・ビタミンD

・マグネシウム

・たんぱく質

なども骨の健康に関わっています。

特にビタミンDはカルシウムの吸収を助けるため、不足するとせっかく摂ったカルシウムを活かしきれません。

【4】骨は20代で完成ではない

「骨は若いうちだけ」と思われることがありますが、骨代謝は生涯続きます。

もちろん若い頃ほど作る力は強くありません。

しかし運動や栄養習慣によって、その後の状態は大きく変わります。

40代でも50代でも、骨にとって良い生活習慣を続ける意味は十分にあります。

【5】将来の健康は骨で決まる部分も大きい

筋肉は見た目に現れるため注目されやすいですが、骨は普段あまり意識されません。

しかし、

・転倒

・骨折

・寝たきり

といった問題には骨の状態が深く関係しています。

人生100年時代と言われる今、筋肉だけでなく骨を守ることも健康づくりの重要なテーマです。

体づくりというと筋肉ばかりに目が向きがちですが、その土台となる骨の健康も忘れてはいけません。

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