「朝が苦手です」
「起きても頭が動かない」
「目覚ましを何回も止めてしまう」
こういった悩みを持つ方は非常に多いですが、単純に“根性がない”わけではありません。
人間の体には「体内時計」があり、睡眠、覚醒、体温、ホルモン分泌などを自動で調整しています。つまり朝の状態は、前日の行動や生活習慣の影響をかなり受けています。
【1】体は「光」で時間を判断している
人間の脳は、朝に光を浴びることで「朝になった」と認識します。
逆に、夜遅くまでスマホや明るい光を見続けると、脳がまだ昼だと勘違いしやすくなります。
その結果、眠るタイミングが後ろにズレ、朝起きづらくなります。
「夜は眠くないのに朝がつらい」という方は、このリズムが崩れているケースが多くあります。
【2】睡眠時間だけではなく“質”も重要
7時間寝ても疲れが抜けない人もいれば、短時間でも比較的スッキリ起きられる人もいます。
これは睡眠の深さや途中覚醒の有無など、“睡眠の質”が関係しているためです。
例えば、
・寝る直前の食べすぎ
・アルコール
・カフェイン
・強いストレス
などは、睡眠の質に影響しやすくなります。
【3】起きる時間が毎日バラバラだと乱れやすい
平日は早起き、休日は昼まで寝る。これを繰り返すと、体内時計はズレやすくなります。
いわゆる「時差ボケ」に近い状態です。
そのため、休日も極端にズラしすぎない方が、結果的に体は楽になることがあります。
【4】朝食も体内時計に関係している
朝に食事を摂ることで、体は「活動する時間」と認識しやすくなります。
逆に、起きてすぐ何も食べず、光も浴びず、ずっと室内にいると、体がなかなか起ききらないことがあります。
もちろん無理に大量に食べる必要はありません。まずは水を飲む、軽く食べるだけでも違います。
【5】「朝型・夜型」だけでは片付けられない
体質的な差はありますが、生活習慣によってかなり変わる部分もあります。
特に、
・光
・睡眠
・食事
・運動習慣
は、体内時計に大きく影響します。
朝が弱いことを「自分はダメだ」と考えるより、まずは生活リズムを見る方が現実的です。
体は、気合いだけで動いているわけではありません。脳や神経、ホルモンなどが複雑に関わっています。
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