腰痛があると「腰の筋肉が弱い」「腹筋や背筋を鍛えた方がいい」と考えがちですが、実際には腰そのものが原因になっているケースは多くありません。多くの腰痛は、体の使い方や関節の動きが崩れた結果、腰に負担が集中している状態が続くことで起こります。
【1】なぜ腰が痛くなるのか
本来、立ち上がる、前にかがむ、物を持つといった動作では、股関節と背骨が連動して動き、負担を分散する仕組みになっています。しかし、デスクワークや座り姿勢が続く生活では、股関節の動きが小さくなり、背骨も動きにくくなります。その結果、本来動くはずの関節が動かず、腰の筋肉や腰椎まわりが代わりに頑張り続ける状態になります。
【2】腰を揉んでも、鍛えても戻る理由
マッサージで腰が楽になるのは、一時的に血流が良くなるからです。また、体幹トレーニングで安定感が出ることもあります。ただし、股関節や背骨の動きが変わらなければ、腰に集中する負担は減りません。そのため、良くなったと思っても、同じ生活を続けることで再び腰に違和感や痛みが戻ってきます。
【3】腰痛改善で優先すべき順番
腰痛対策で大切なのは、いきなり筋肉を鍛えることではありません。まずは、股関節が動く状態を作り、背骨が自然に動く姿勢を取り戻し、腰に集中していた負担を分散させることが重要です。この順番を間違えると、トレーニングやストレッチによって逆に腰が張ったり、痛みが出ることもあります。
【4】日常生活で意識したいポイント
日常生活では、腰から無理に動こうとしないこと、立ち上がる時に股関節を使う意識を持つこと、長時間同じ姿勢を続けないことが腰への負担を減らすポイントになります。「腰を守る」のではなく、「腰が頑張らなくていい体の使い方」を作ることが予防につながります。
【5】パーソナルトレーニングの役割
パーソナルトレーニングの役割は、腰を鍛えることではありません。どの関節が動いていないのか、どこに負担が集中しているのかを確認し、正しい順番で体を整えていくことです。当ジムでは、姿勢や関節の可動域、体の使い方を確認した上で、今の体の状態に合ったサポートを行っています。
浅草橋周辺でパーソナルジムをお探しの方は、腰痛を一時的に和らげるだけでなく、根本から見直したいという視点で体験トレーニングをご検討ください。
